豆知識⑤お焼香とは

どーも!かんべでございます(`・ω・´)ゞ
みなさんは、ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか?
最近は、生前のご相談の方が多くいらしていただきみんさん
安心されてお帰りになっていただいて手前どもも嬉しいです(*’ω’*)

さてお葬儀の中でお焼香の回数や作法についてお尋ねがございますが
今回そちらを取り上げたいと思います(`・ω・´)ゞ

**焼香(しょうこう)**とは、仏教の儀式の一つで、香(こう)=お香を焚くことによって、仏さまや亡くなった方に敬意や祈りを捧げる行為です。特に、葬儀や法事などで行われることが多いです。

目的は主に、

  • 故人の冥福を祈る
  • 心身を清める
  • 香りを供えて仏を敬う

といった意味合いがあります。

実際の作法としては、香炉(こうろ)に少量の抹香(まっこう、粉状のお香)をつまみ、額にかざしたり、そのまま香炉に落としたりします。回数や動作は宗派によって多少異なりますが、気持ちを込めることが一番大切です。

焼香の意味は、一言でいうと、

「香を供えて、仏さまや故人に敬意・感謝・祈りを捧げること」

です。

もう少し深くいうと、焼香にはいくつかの大事な意味が込められています。

  • 供養(くよう)
     香りを仏や亡き人に捧げ、心を込めて供養する。
  • 心身の清浄(せいじょう)
     香の煙や香りによって、自分自身の心と体を清める。
  • 謙虚な心を表す
     香を捧げることで、欲や執着を手放し、謙虚な気持ちになる。
  • 空間を清める
     香の煙で場を浄化し、神聖な雰囲気をつくる。

つまり、焼香は単なる「儀式」ではなく、自分の心を整えて、亡くなった方への思いやりや、仏さまへの感謝を表す大切な行為なんです。

焼香の回数は、宗派や地域によって少し違いがありますが、ざっくりまとめるとこうです。

宗派回数補足
浄土宗(じょうどしゅう)1~3回基本は1回、丁寧にするなら3回
浄土真宗(じょうどしんしゅう)1回(または2回)抹香を額に押し当てず、そのまま香炉へ
真言宗(しんごんしゅう)3回それぞれ意味を込めて3回あげる
天台宗(てんだいしゅう)1回または3回場面によって違う
日蓮宗(にちれんしゅう)1~3回基本は1回、丁寧なときは3回
禅宗(臨済宗・曹洞宗など)1回シンプルに1回が基本

さらに細かいマナー

  • 抹香をつまんで、額に軽く押し当てる(宗派によっては押し当てない)
  • 焼香前後に合掌(がっしょう)・礼拝(らいはい)する

回数よりも、「心を込めること」が一番大切です。形式より気持ちです🌿

🔹基本の手順と動かし方

  1. 一礼
    • 焼香台の前に立ったら、仏前・遺影に向かって、両手を体の横に自然に下ろして、深く一礼します。(45度くらい腰を曲げるイメージ)
  2. 右手で抹香をつまむ
    • 右手の「親指・人差し指・中指」の三本で、指先でそっと抹香をつまみ取ります。
      (※左手は自然に体の横に沿えたままでOK)
  3. (必要なら)額に押し当てる
    • 宗派によっては、つまんだ抹香を額(おでこ)に軽く押し当てます。
      (しない場合はこの動作は省略)
  4. 抹香を香炉に落とす
    • 香炉の中央あたりに、やさしくパラリと落とします。
      (力を入れて投げ込んだりしないように注意!)
  5. 合掌する
    • 両手を胸の前であわせ(指をそろえて)、目を閉じるか、静かに仏前を見つめて祈ります。
  6. 再び一礼してから退く
    • 手を下ろし、もう一度しっかりと一礼してから、静かに席に戻ります。

🔹ちょっとしたコツ

  • 手はゆっくり、なめらかに動かすと自然に見えます。
  • 抹香をつまむとき、力を入れすぎると落ちやすいので「ふんわり」つまむ。
  • 香炉の位置をしっかり確認してから動かすとスムーズです。

🔹焼香の基本的な流れ(立礼焼香・一般的なスタイル)

  1. 焼香台の前に進み出る
    • 軽く一礼してから、静かに進みます。
  2. 焼香台の前で本格的に一礼
    • 故人や仏前に向かって、深く一礼します(気持ちを込めて)。
  3. 抹香(まっこう)をつまむ
    • 右手の親指・人差し指・中指の三本で軽くつまみます。
  4. (宗派によっては)抹香を額にかざす
    • 額に軽く押し当てる場合と、すぐ香炉に入れる場合があります。
  5. 香炉に抹香をくべる(落とす)
    • そっと静かに。回数は宗派や場面による(たとえば1回や3回)。
  6. 合掌する
    • 両手を合わせ、心を込めて祈ります。
  7. 深く一礼して下がる
    • 焼香を終えたら、もう一度深く一礼して、静かに席へ戻ります。

🔹ポイント

  • 動作は静かに・丁寧に。
  • 私語や大きな音はNG。
  • 宗派がわからないときは、まわりに合わせる。
  • 回数・額に当てるかどうかは、無理に気にしすぎなくて大丈夫。

🔹座って行う「座礼焼香」もある

お葬式や法事によっては、自席から立たずに焼香する「座礼焼香」というスタイルもあります。その場合も流れはほぼ同じで、「一礼 → 焼香 → 合掌 → 一礼」です。

玉串奉奠などの所作は、また次回掲載したいと思います(*‘ω‘ *)
今日もこのあたりでまたまた!

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