最初の1時間でやること3つ 

  1. 医師による死亡確認
  2. 葬儀社に連絡
  3. 家族への連絡

「もしものとき」にすぐやること(時系列チェックリスト)

【1】ご臨終直後(まず最初に行うこと)

  1. 医師に連絡する
     ・自宅で亡くなった場合 → かかりつけ医または救急に連絡し、「死亡確認」をしてもらう。
     ・病院で亡くなった場合 → 病院で死亡診断書が発行される。
  2. ご家族・近親者に連絡する
     ・すぐ来てほしい家族・兄弟などを中心に。
     ・連絡は電話が確実。LINEなどは補助的に。
  3. 葬儀社に連絡する(24時間対応)
     ・遺体搬送のため、まず1社に決めて依頼。
     ・すでに決めている葬儀社があれば、事前登録の電話番号に連絡。
     ・未定の場合は、病院から紹介を受けず、自分で選ぶ方が安心(後で費用トラブル防止)

【2】ご安置~打ち合わせ前にやること

  1. 安置場所を決める
     ・自宅または葬儀社の安置施設。
     ・マンションなどで安置が難しい場合は、葬儀社施設が多い。
  2. 宗教・宗派を確認する
     ・仏教・神道・キリスト教・無宗教などを確認。
     ・お寺・菩提寺がある場合は、早めに連絡を入れる。
  3. 葬儀の形を家族で相談する
     ・家族葬・一日葬・直葬・一般葬など。
     ・故人の意向がある場合は尊重する。

【3】葬儀社との打ち合わせ時に準備するもの

  • 故人の情報(氏名・生年月日・住所など)
  • 喪主を決める
  • 日程(お寺や火葬場の都合と調整)
  • 予算の目安(例:30万〜200万円)
  • 写真(遺影用・スマホ写真でも可)
  • 衣類(ご納棺用の服があれば)

【4】葬儀までに行う手続き・連絡

  1. 死亡届を提出する
     ・医師の「死亡診断書」を持って市区町村役場へ(葬儀社が代行することも多い)。
     ・提出後、「火葬許可証」が発行される。
  2. 弔問の対応・香典辞退の方針
     ・弔問を受ける範囲を家族で決めておく。
     ・家族葬なら「故人の遺志により、近親者のみで行います」と伝える。
  3. お通夜・告別式の案内
     ・親族・親しい友人・勤務先などへ案内。
     ・日程と場所が確定してから一斉に伝える。
     ・参列者の人数を確認する。
     ・お料理(通夜ぶる舞い、精進落とし料理)をされる場合の数を確認する。

【5】葬儀後(落ち着いたら)

  • 香典返し・お礼の挨拶
  • 役所・年金・保険などの手続き
  • 四十九日・納骨の準備